1 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

こんにちは、齋藤です。

最後の庭園は、最もなじみの深い日本庭園についての紹介です。

実際の日本庭園を、楽しまれたことがある方も多いのではないでしょうか。

日本庭園の様式の1つである、枯山水では

砂で海や川を表現し、岩で島を表しています。

目で見た自然をそのまま再現するのではなく、精神的に見せ、鑑賞者に想像させます。

自然と人工の境界を無くそうとすることで、人工物が自然になるという考えです。

 

アジアは回遊式庭園です。

空間を歪める操作を行うことで、物理的意識から、精神的意識への移行を図ります。

庭園の中での自然と人との融合は、生命の根源を表し、宇宙的広がりを持ちます。

壮大な文章になってしまいましたが、茶室にも共通する表現があります。

茶室の狭い入口をくぐって中へ入ると、中が広く感じます。

茶室には直角の角が無く、土壁で緩やかなカーブを描くように塗られています。

輪郭をハッキリさせないことが、空間の広がりと、広い宇宙への繋がりを感じさせます。

 

世界中の庭で、水はとても重要な役割を果たしていました。

ヨーロッパ:権力の誇示としての水

イスラム:楽園の象徴としての水

日本:風情としての水

エクステリアには様々な方法で水を取り入れることができますが、

雨の日はどのように過ごすのか、雨を利用する方法を考えてみるのも、イメージが膨らむと思います。

 

私は、ヨーロッパの庭園は、写実的な絵画、アジアの庭園は抽象画というイメージを持ちました。

地域性で相反する考えや、共通する表現があって面白いと思いました。

体験するためのエクステリア、見るためのエクステリアと常に視点を変えることが大切だと感じます。

◆前回まで

世界の庭-イタリア編1-

世界の庭-イタリア編2-

世界の庭-フランス編-

世界の庭-イギリス編-

世界の庭-イスラム編1-

世界の庭-イスラム編2-

世界の庭-中国編-

こんにちは、齋藤です。

最近、ネットで新種のアジサイが綺麗だという紹介がありました。

先日でかけた際に、そのアジサイを見つけたので写真を撮りました。

花弁が幾重にもなっていて、色味も儚げで綺麗でした。

花は変わってしまいますが、ミュシャの「百合の聖母」という絵の雰囲気を感じます。

調べてみると、額紫陽花(ガクアジサイ)の一種で「墨田の花火」という種類らしいです。

いい名前を付けますね!

以前、山形の土門拳記念館へ行った際にも、周囲に様々な品種のアジサイがありました。

記念館の建物自体も、とても気持ちのいい空間です。

機会があれば是非遊びに行ってみてください。

IMG_3402 IMG_3410 IMG_3411

話変わって、

私の家に初めてツバメが巣を作りました。

毎日、増築に励んでいます。まだ卵は産んでいないようです。

毎年戻ってくるのかと思うと楽しみです。

IMG_3407

こんにちは、齋藤です。

今回は中国の庭についての紹介です。

中国では風水をもとに、都市や家を作ることが多いかと思います。

風水における四神は、玄武・朱雀・青龍・白虎です。

・玄武―山

・朱雀―水

・青龍、白虎―砂

と置き換えることができます。

図にすると以下のような配置が理想とされています。

風水

自然と一体となろうとする思想の現れです。

 

以上をふまえて、

中国の庭園では、垂直と水平に風景を使い、空間の広がりを楽しむつくりとなっています。

框景(きょうけい)という窓枠を通して風景を見る技法があります。

以下引用

框景

引用終わり

出典:七彩首页

どこからが人工で、どこからが自然なのか、ということが決まっていないように見せます。

外なのか中なのかを曖昧にし、自然とのグラデーションを作り出しています。

全体を見せず、奥を感じさせることにより、空間認知をわざと狂わせています。

次回は、日本庭園についてご紹介します。

◆前回まで

世界の庭-イタリア編1-

世界の庭-イタリア編2-

世界の庭-フランス編-

世界の庭-イギリス編-

世界の庭-イスラム編1-

世界の庭-イスラム編2-

こんばんは、村山です。

先日、社員旅行で上高地に行って参りました。

社員旅行 @ 上高地
↑水の色がとても綺麗で、ウォーターガーデンのご提案もチャレンジしたくなりました

初日の天気はあまりおもわしくなかったのですが、2日目の天気はとても良くて、大自然を堪能しました。

やっぱり、弊社のメンバーと話していると、『このシダ、カッコイイね~!』とか、『見てみて、このカツラ、

デカい!!』とか、『やっぱ、自生しているハウチワカエデの樹形はカッコイイね~』とか・・・etc.

気づくと業者トークをしていて、旅行を楽しみつつも、勉強もできた気がします。

信州といえば、上高地
↑この手前の赤い植物、これシダです。
こういう風にまとめて植えこむと迫力が出て、カッコイイですよね。

上高地帝国ホテル
↑途中で、みんなと離れて、帝国ホテルにカレーを食べに行きました。
一人だったので、いろいろな角度から写真を撮っていたのですが(笑)、
やっぱり、植物が周りにあるだけで建物が引き立つなと。帰ってきてから、
いろんな角度の写真を比べてみて感じました

そうそう、業者トークと言えば、温泉で社長から『樹形のカッコイイシンボルツリーを

自分で探しに行ってるんだ~』との話を聞きました。

帰ってきてから、早速、植木屋さんに『次、探しに行くとき、同行させてください』

とお願いしてみました。明日は、カッコイイシンボルツリーを探しに行って参ります。

どんな植物クンに出会えるのか、今日はすでにワクワクしております。

その話はまた、ブログに書きますね(もちろん、書くことがあったらですが!)。

今回の旅行で知った知識、見た光景等が少しでもお客様のご提案に生かすことができれば幸いです。

 

こんにちは、齋藤です。

前回に引き続き、イスラムの庭についてご紹介いたします。

 

イスラム圏の地域は、砂漠というイメージがあると思います。

当然、植物は少ないのですが、むしろ水が主役となった庭園となりました。

近くに川があれば水を引き、近くに無くても遠くからはるばる水を引き、

乾いた土地を灌漑し、草木を植えました。

 

ヨーロッパ人や日本人から見れば、簡素な植物かもしれません。

しかし、砂漠の民にとっては塀や壁で外界から守られ、

水と緑と日陰がある庭園は、まさに楽園と言えました。

イスラム庭園の地面には、効率良く水を流すために十字に水路が流れており、

中央には噴水が配置されています。

いたるところから水音が響きます。

以下引用

イスラムの庭園

引用終わり

出典:「楽園のデザイン-イスラムの庭園文化」 ジョン・ブルックス 著/神谷 武夫 翻訳

植物は、なるべく自然のままになるように、

自然との調和を重視して配置されます。

 

私がイスラムの庭園を好きな理由は、とってもくつろげる空間だと思うからです。

水の音を聞きながら、木陰でのんびりとお茶をしていたくなるような庭です。

以下引用

イスラムの庭園2

引用終わり

出典:アレッポの中庭住居

 

次回は、中国の庭園です。

◆前回まで

世界の庭-イタリア編1-

世界の庭-イタリア編2-

世界の庭-フランス編-

世界の庭-イギリス編-

世界の庭-イスラム編1-

1 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28